介護に関すること
 

細胞バンクで将来の治療に備える

再生医療は目覚ましい発展を遂げてはいるものの、まだまだ研究の途上にあり実用化まではあと一歩というのが現状です。

自身の細胞を培養することで疾病や怪我を治すために使用するもので拒絶反応が極めて少ないのも特徴で、多くの難病患者からは実用化が待たれています。

そんな中で将来に備えて自身の細胞を細胞バンクに保管してもらい、再生医療が実用化されていた時に備える方法があります。

健康で若い時の質の高い幹細胞が最適とされており、採取するタイミングも重要です。

東大阪市の医療法人再生会そばじまクリニックでは、これまで定評のあった整形外科や生活習慣病内科などの専門科のほかに再生医療部門を開設しており再生バンクのサービスを提供しています。

腹部や大腿部から皮下脂肪を吸引し、施設内にある細胞処理センターで幹細胞が取り出され、マイナス150度以下の超低温保存で長期間にわたって凍結保存されます。

そして将来、もしも何らかの疾病に罹患した時が再生医療の実用化が実現している時代ならば、その幹細胞を取り出して治療に役立てられます。

利用者には再生医療の臨床研究や臨床応用についての説明が実施され、概要を理解してから細胞バンクの利用が始まるので安心です。

現在は健康で何も心配が無くても、将来には何が起こるのかは誰にも予想できません。

再生医療による治療が必要になる万が一の未来に備えて、今から細胞バンクに自身の幹細胞を預けておきたいと考える方が増えています。