知っておきたいレセプトの基礎知識
レセプトというのは、医療機関が保険診療を行った際に、診療報酬を請求するために作成する書類(データ)で、患者の氏名や保険者番号・診療の対象となった傷病の名前・診療行為の内容・処方した薬などに応じた診療報酬点数(1点が10円の診療費用を表す)などが、1ヶ月分まとめて記載されています。
その作成には、レセコン(レセプトコンピューター)と呼ばれる専用のコンピューターを使用するのですが、それには診療行為や処方薬などに対応するコードや品番が登録されており、入力することによって診療報酬点数が自動的に計算される仕組みとなっています。
レセプトの作成は、毎月1?10日までに行われるのですが、これは審査支払機関への診療報酬請求書などの提出期限が診療行為などを行った翌月の10日と定められているからです。
作成には、診療情報をレセコンに入力して帳票を出力し、内容を点検した上で医師に確認してもらうというプロセスを経ることになります。
このような作成にかかる業務は、医療機関の収益の大部分を支える重要な業務ものです。
なお、記載内容には、法令で定められた必要的記載事項と任意的記載事項があります。
このうち必要的記載事項というのは、必ず記録しなければならないもので、任意的記載事項は、薬剤師の判断で記録するものです。
いうまでもありませんが、これらの記載内容はできる限り正確に記録することが求められます。
万が一誤入力があると、修正手続きが大変なのでくれぐれも注意しなければなりません。